イタリア旅行記5

※この記事はgooブログから移行・変換したものです。

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■イタリア旅行記5 5日目(2009/3/19) ~ピサ編~

●ピサ-Pisa-

イタリア共和国トスカナ州ピサ県に属する人口約8万7千人の都市。
ピサの起源は現在でも不明とされていて、ギリシア人、エトルリア人他、様々な民族による創設説が存在します。
地中海沿岸に位置するピサは、古代から海運都市にとしての揺ぎ無い地位を築き、共和政ローマ時代にはリグーリア人、ガリア人、カルタゴ人居住地域への遠征基地としても利用され、313年のミラノ勅令以後、キリスト教(カトリック)の司教座が置かれました。
中世になるとトスカナ地方の門戸として東方貿易で繁栄し、イタリアの他の海洋国家(アマルフィ共和国、ジェノヴァ共和国、ヴェネツィア共和国)と並ぶ強固な海運国家へと成長しましたが、13世紀にライバル・ジェノヴァ共和国に破れて衰退していきます。
そんなピサですが、かつての繁栄の痕跡は現在でも見ることができ、中でもピサ大聖堂やピサの斜塔などはピサのシンボルとして現在も親しまれています。
因みにガリレオ・ガリレィの生誕地としても有名です。

▼地図(Google Earth)

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朝7:30、フィレンツェのホテルを後に。
二日前暗くて立ち寄ることが出来なかったミケランジェロ広場で撮影時間を頂きました。

公園の中央に鎮座していたのは…

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ミケランジェロ作のダヴィデ像です。
公園にあるものはレプリカで本物はフィレンツェ市街地内のアカデミア博物館で展示されています。
巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようとしている旧約聖書における一場面を表現しているというのは結構有名。

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▲アルノ川に面するフィレンツェ市街地を一望できる 因みにこのアルノ川は今回の目的地ピサの町も通過する

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▲サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 周りの建物に比べてクーポラが如何に大きいかが見てとれる

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▲サンタ・クローチェ聖堂 ミケランジェロ、ガリレオ、マキャベリなど著名人が眠る”イタリアの栄光のパンテオン”だとか

撮影後、バスでピサへ向かいます。
揺られること1時間?ほど、ピサ市内に到着。
例の如くバスが中心地に入り込むスペースがないので少し離れた駐車場から公共の2連式バスに乗車します。
これに10分程乗り”ピサのドゥオモ広場”ことミラコリ広場の目の前へ。

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▲定番アングルで申し訳ない…

このピサ大聖堂は、1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築が始まったとされる聖堂で、11〜12世紀に流行したロマネスク様式の代表にして手本とされる聖堂です。
因みにロマネスク様式とは色大理石を用いた石造りのキリスト教建築の一つで、最初のヨーロッパ建築様式とも言われており、石積みの技術が成熟していなかったため、窓が小さく壁が厚いのが特徴です。
また入口の円形アーチも特徴の一つとなっています。

奥の斜塔も気になりますが後ろを振り返ると

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見事なまでの洗礼堂があります。
この洗礼堂は1152年に着工し、完成までには200年以上を要したそうです。
そのためなのか、下部がロマネスク様式で列柱とアーチで装飾されているのに対し、上部は尖塔郡が装飾されたゴシック様式となっています。

そしてピサの斜塔へ。

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これはあまりにも有名なので説明は不要ですよね?
ただの塔というイメージが強いですが、本来の役割は鐘楼です。

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▲下から見上げた斜塔 塔の補強のため足場が組まれている

これからこの塔を上っていく訳ですがこの塔には予約しないと入れないらしいとか。

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▲足元の時点で既に傾いている…

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▲細い階段を延々と上っていき…

息を切らせながら頂上へ到着。
視界は真っ直ぐに見えるんですが…階段を昇っている最中も傾きを感じていたので少し吐き気がw

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▲大聖堂と洗礼堂

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▲レンガ色に染まるピサの街並み

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▲アレーナ・ガリバルディ プロサッカークラブピサ・カルチョのホームグラウンド・スタジアムらしいです

サッカーにはあまり興味がないのでよく分かりません…。

斜塔を降り自由時間となったので大聖堂と洗礼堂の中へ入ってみることに。

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▲入場券 二つ一緒で6ユーロ≒780円

まずは大聖堂から。

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この写真の左右に円柱郡が見えると思いますが、この円柱の多くは戦利品としてパレルモの古代遺跡から運ばれたものだそうです。内装にはビザンツ様式の影響もちらほらとうかがえます。

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そしてこの写真の右に見えるブロンズ製のランプなんですが、ガリレオがこのランプの揺れから振り子の等時性を発見したと言われています。
但しこのことは事実ではないらしいとか。

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▲説教壇 14世紀の始め頃に作られたものらしい

大聖堂を見学し終え洗礼堂へ。

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この洗礼堂、実は音響効果的に素晴らしい建物で、内部は正十二角形かつクーポラと内側の屋根との間に大きな空間があるため音が規則正しく反射しエコーのように響くそうです。
そのためこの洗礼堂内では決まった時間に「エコー」というイベントが行われており、係りの人が賛美歌?(正確には違う)のような美しい声を響かせてくれます。
ちょうど私が入場したときもこの行事が行われ、DTMとかギターをやってる人にはわかると思うのですがスラー(レガート奏法)のアルペジオモードみたいな感じとても綺麗でした。

美しい歌声に満足したところで昼食へ。
ニョッキ中心の料理で、なんだか不思議な感じがしましたが例に漏れず美味しく頂けました。

昼食後、ピサを後にしついにヴェネツィアへと向かいます(正確に言うと対岸のメストレ)。

途中まではいい天気だったのですが、なんとヴェネト州に入った辺りで豪雨にorz
結局4時間くらい走行してメストレのホテルに着いたときも雨は止まず…。

次の日が私にとってのメインなので何とか晴れて欲しかったのですがね…。



果たして明日は晴れるのか!?



to be continued...

▼イタリア旅行記一覧

・イタリア旅行1~2日目(2009/03/15~03/16) ~ローマ・ヴァチカン~
・イタリア旅行3日目(2009/03/17) ~アッシジ~
・イタリア旅行3日目(2009/03/17) ~シエナ~
・イタリア旅行4日目(2009/03/18) ~フィレンツェ~
・イタリア旅行5日目(2009/03/19) ~ピサ~
・イタリア旅行6日目(2009/03/20) ~ヴェネツィア~
・イタリア旅行7日目(2009/03/21) ~ヴェローナ~
・イタリア旅行7日目(2009/03/21) ~ミラノ~
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