『書を捨てよ、旅へ出よう』 第0回
- 2009/08/07 01:11
- Category: 国内旅行::北陸地方
※この記事はgooブログから移行・変換したものです。

●『北陸・近畿・中国旅行記的なモノ』 ~上野→高岡(寝台特急「北陸」)~ 行程0~1日目(2009/3/25〜26)
▼0〜1日目行程
逗子線某駅→(京急線)→品川→上野→(車中泊:寝台特急「北陸」号)→高岡
某氏とのカラオケを終え帰宅した後、逗子駅まで今夜の寝台と明後日の夜行の乗車券を買いに行った。
それから再び家に着いたのは19時半頃だったと思う。
風呂や小物類の準備、夕飯を済ませ21時半には家を出た。

▲金沢文庫から乗った12連快特。品川までガラガラだった…。
品川から山手線に乗り上野へ向かう。
夜も遅いからか車内も比較的空いている。
上野に着くと、既に「北陸」号が入線していた。

売店で軽食と飲み物を購入し急いでホームへと向かった。

ブルートレインの最後部には自然と撮影者の人だかりが生まれる。
かく言う私もその一人である。

今夜私が乗ることになる個室式B寝台車(スハネ14 701)。
開放式B寝台車は富士ぶさで散々乗らせてもらっているので、今回は個室式を選んでみた。

デッキに入ると「何だよコレ…」と言いたくなるようなボロい自販機があった。
一往稼動しているようだが、この車両の未来を暗示しているように思えて仕方なかった…。

車内の様子。
一階個室へは左手にあるようなドアから、二階個室へはその脇にある階段から中へ入る。

個室内にはベッド、浴衣?、ゴミ箱、ハンガーなど、一通りのものが揃っており、一晩過ごす分には申し分のない設備。

(左)オーディオ設備とスピーカー。12時を過ぎた辺りから音楽は止まってしまった…。
(右)ベッド脇にある簡易収納スペース。使い方に困ったので、とりあえずカメラを放り込んでおいた(^^;
23時3分。列車は定刻通りに終着金沢へ向けて走り出した。
暫くするとハイケンスのセレナーデと共に軽やかな車掌のアナウンスが流れる。
いつも通学で使っていた駅を横目に、列車はどんどんとスピードを上げていく。
赤羽を通過し、浦和を通過し、あっという間に大宮に到着。

同時に先程上野駅で購入したロールケーキを午後の紅茶ミルクティーと共に頂く。
ホームに立っているお姉さんがこちらをじろじろと見ているが気にしてはいけない(笑)。
こういった優越感(恥じらい?)を味わえるのも寝台列車ならではである(^^;
大宮を発車すると今夜最終の案内放送が入る。
自分も眠りにつくことにしようと思うが、興奮しているせいなのかどうも寝付けない。

結局、気が付いたら長岡…。

▲常夜灯を点けた状態での寝台
その後もちょくちょく寝ては起きるという状態が続き、列車は富山県内へ。
ここまで来て寝るのもアレなので、洗顔と歯磨きをしに洗面所へと向かった。

洗面所にあった水量計。
一夜経っているというのに満タンのまま。
壊れているのか、はたまた元が多過ぎるのか?

列車は魚津に到着。
高岡は目前である。
…続く
■旅行記一覧■
・第0回 行程0〜1日目 ~上野→高岡(寝台特急「北陸」)~
・第1回 行程1日目 ~城端・高岡~
・第2回 行程1日目 ~富山・糸魚川~
・第3回 行程2日目 ~直江津→長野~
・第4回 行程2日目 ~長野→新潟~
・第5回 行程2~3日目 ~新潟→大阪(急行「きたぐに」)~
・第6回 行程3日目 ~大阪→御坊→尾道~
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