●「北陸・中国・四国旅行記 七」 ~琴電撮影・讃岐観光~ 行程7日目(2011/09/09)
朝7時、荷物を預けに高松駅へ。

ガラスを多用した近未来的なフォルムが特徴的な高松駅の駅舎。
その特徴的な外観からゲームの背景とかに使われることもあったりなかったり…。
因みに右側にあるスーパーはかなり重宝しました(^^;

駅舎同様、近未来的なデザインが印象的なサンポート高松。
古い建物も趣があって良いですが、高松シンボルタワーのような近未来的なデザインの建築物も魅力的です。
荷物をコインロッカーに預け、琴電を撮影するために築港~片原町間の線路沿いへ。

まずは長尾線色の600形(元名古屋市交通局250形)から。
ラッシュ時間帯ということでそろそろ琴平線の4連運用が始まる頃合でしょうか。

1100形(元京王5000系)+1200形(元京急700形)の4連。

築港手前で転線する1200形。
築港まで逆走まがいで走る光景に違和感を覚えずにはいられません…。

8月に入線したばかりの1300形(元京急1000形)1305・1306編成。
京急で最後まで残った1305編成が譲渡されたもので何とも感慨深いものがあります。

昨年12月に廃車となった1089・1090編成を先頭にした1080形(元京急1000形初期車)の4連。
晩年の1071編成+1179編成4連の姿を思い出します。

今回撮影に来た目的の一つがこの1070形だったりするのですが、予想に反して築港側に連結されていたためまともに撮影出来なかったのは残念…。

2連の1080形。
そろそろ先程とは別の1070形使用の列車が来るようなので撮影して駅へ戻ります。

先程撮影したものとは別の1070形が入線。
これに乗って仏生山へ向かいます。


(左)1070形車内
(右)1070形運転台
シート自体は馴染みがあるのですが、昔乗った一畑の2100系同様2ドアロングシートには違和感を感じますねー(^^;
運転台に関しては、貫通化改造が行われたせいか京急600形(2代)の面影はほとんど残っていなさそうです。

懐かしの禁煙プレート。
これも最近見なくなりましたね。
※手ブレ注意
仏生山に到着。
しばらくすると入れ替え作業中のデカ&旧型車がやってきました。

入れ替えが終わり仏生山駅横で休む1000形120号。
琴電開業時(1926年)から活躍する自社発注の車両で、2009年には経済産業省の近代化産業遺産にも指定されています。
しばらく辺りをぶらぶら散策してから再び琴平線で琴電琴平へ。
金刀比羅宮を目指します。

琴電琴平に到着。
駅に着くと高灯篭が迎えてくれました。
何でもこの高灯篭、高さが日本一(約27m)らしく1860年に完成した年代ものというから驚きです。

少し歩いてJRの琴平駅へ。
駅舎は戦前に建てられたもので駅前の石灯籠も相まって洋館風の建物が良い味をだしています。

ちょうどお腹が空いてきたのでこんぴらさん下のうどん屋で昼食。
工場直営店などに比べると少々値段が高いのですが、讃岐うどん(こんぴらうどん)ならではのもちもちとした食感、コシの強い麺、鰹節と醤油、どれをとっても美味でした。
機会があればまた食べに行きたいですなー。
昼食後、いよいよこんぴらさんへと続く参道を登っていきます。

参道中ほどで小休憩…。
この辺りでもまだ真ん中くらいでしょうかw
本宮までは785段もの階段が続くわけですが、真夏の炎天下にそれもひたすら登り続けるとなるとさすがに堪えるものがあります(^^;

そんなこんなでひたすら登り続けやっとこさ本宮に到着。
発汗性に優れたシャツを着てきて正解でしたね…背中が汗でぐっしょり。
奥社までは更にあと583段を登り切る必要があるそうなのでやめておきました(^^;
※由緒・縁起などについてググっていただけると助かります…。

本宮から見た讃岐平野。
湿気のせいかうっすらとしか見えませんが、左側には讃岐富士(飯野山)の姿が。

本宮の近くにある絵馬殿。
海上交通の守り神として信仰されている金刀比羅宮らしく、船舶やエンジンなど多くの写真が奉納されていました。
ゆっくりお参りを済ませたところで再び琴電琴平駅へ。
折角全線フリーパスを買ったので、帰りの寝台の時間まで長尾線・志度線の乗り潰しをしながら時間を潰すことにしました。

琴電琴平から瓦町までは1080形に乗車。
あまりにも京急時代のままなのでついつい涙腺が緩んでしまいました(^^;
たかが二十歳のひよっ子が言うのも難ですが、この車内には子供の頃からの想い出がたくさん詰まっていましてですね…。
瓦町で長尾線に乗り換えて長尾へ。
洋館風の木造駅舎が気になったので撮影しておいたのですが、実は1986年に建てられた比較的新しいものらしいです。

折角なのでこの路線が設立される切欠となった長尾寺へ。
四国八十八箇所霊場の第八十七番札所となっている天台宗のお寺で、奈良時代最盛期に創建されたものらしいです。
とても静かで落ち着きを感じられる場所でした。

再び瓦町へ戻り今度は志度線に乗車。
志度線は瓦町の乗換えがちと厄介ですね…(^^;

琴電志度に到着。
電車を降りると海風が吹いてきたので自然と海の方へ…。
海沿いに住む人間の性ですな…(^^;平賀源内の生家や記念館は時間的に厳しそうだったので断念。
源平合戦で有名な屋島も近いので今度来るときは合わせて見に行きたいもの。
少しばかり散策した後、再び志度線に乗って今夜の夜行が出る高松を目指しました。
(旅行7日目・ルート)
~琴電撮影~
高松築港→仏生山→琴電琴平
~琴平観光~
琴電琴平→瓦町→長尾→瓦町→志度→瓦町→高松築港
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