横浜の水を辿るツーリング

最近何かと話題になる神奈川の水瓶。
週末を利用して、横浜市の水源の一つである馬入川(小雀)系統の導水路を辿ってきました。

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▲相模川の下流部(馬入川)に位置する寒川取水堰

横浜水道の水源は5系統(道志川系統・相模湖系統・馬入川系統・企業団酒匂川系統・企業団相模川系統)存在し、とりわけ山梨県道志村を源流とする道志川系統が有名ですが、横浜市の南部(と北部の一部)を広範囲にカバーしているのがここ寒川取水堰で取水された馬入川系統の水となっています。

参考:横浜市水道局/横浜市の水源
http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/os/suidou-suishitsu/suidou/suigen.html


ちなみに金沢区では神奈川県内広域水道企業団相模川系統の水が一部地域で使用されています。
宮ヶ瀬湖(宮ヶ瀬ダム)を水源とする水:相模大堰で取水後、企業団綾瀬浄水場経由で配水

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取水堰の上流側にある取水口から水を取水し、隣接する沈砂池で取水時に取り込んだ土砂を沈降させます。

参考:神奈川県/城山ダム・寒川取水堰(せき)
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f8018/p45936.html


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▲目久尻川水管橋

土砂を除去した水を水利権のある各水道事業者へ分水し、隣接するポンプ場で増圧した後に導水路で小雀浄水場へ運びます。ちなみに、小雀浄水場は横浜市と横須賀市が共同で建設した浄水場であるため、その導水路についても共同で利用しているようです。

馬入川系統は他の系統と異なり取水部の標高が低いため、一度ポンプアップしてから浄水場へ水を運んでいます。

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▲引地川水路橋

寒川調圧水槽を経由した導水管はやがて導水隧道へと姿を変えて小雀浄水場まで向かいます。
丘陵地を貫きながら自然流下で送水されるため、丘が途切れる場所ではこのような橋梁が設けられています。

寒川ポンプ場において急激な水圧変動が生じた場合に管内水圧を緩和するための施設

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▲小雀浄水場。後ろに見える円形の構造物は配水地。

そして小雀浄水場へ。辿り着いた原水は揚水ポンプで汲み上げられ浄水が行われます。
ここで浄水処理された水は市内各地に給水される他、横須賀市にも送られています。


今年は近代水道(横浜水道)創設130年という節目の年。
水道普及に尽力した先人達に思いを馳せながら水道みちを散策したりイベントに参加してみるのも良いかもしれませんね。

ではでは。
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